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綿棒と毛抜き

社会人5年目。某旅行会社に勤める。働くということと貧困について。

MARCH卒、26歳女性旅行会社正社員の等身大の給料とキャリアパス

2年ぶりのエントリ。

 

その後の私の歩いてきたキャリアパスを振り返る。

しばらくこちらに来ていなかったが

旅行会社の就職を考えている方に見ていただけているようなので。

参考になれば。

ちなみに就職先は大手旅行会社。

 

 

2014年冬

ちょうど前の記事を書いた時期。社会人3年目。某営業所にて旅行の手配を行っていた。旅行会社のカウンターのお姉さんといえど営業目標がある。そして私の所属する会社は成績=給料。目標達成率は60%程度だったように思う。手取りは15万前後。丸3年間手取り15万程度の給料が続いていた。正社員のため雀の涙程度のボーナスはあったが年収270万円とかその程度だったように思う。もちろん実家住まい。この頃はいつ辞めるか、といったことしか考えていなかった、こんな給料で拘束時間が長くて(入っているテナントの営業時間に拘束される)やっていられないと毎日思っていた。かといって、成績も残していない、資格もない自分をどこか雇ってくれるだろうか、そんな心配もしていた。毎日のように転職サイトをみていた。

 

 

2015年春

1年半ぶりぐらいに営業目標を達成した。翌月も達成したいと思って少し頑張ったら風向きが変わり達成できた。また昨年落ちた旅行業務管理者試験の再チャレンジを決意、研修に参加した。

 

 

2015年夏〜秋

前年の結果が悪く目標も低かったこと、さまざまな外的要因もあり1月からずっと目標を達成することができていた。ただ達成できるのは旅行者数目標でインセンティブの指標となる売上は大きく変わらず相変わらず手取りは15万前後だった。

また店舗が改装することになり改装期間の3ヶ月間、近くの大型店舗に異動に異動することになった。異動した大型店舗は自分の案件は自分の責任というスタンスで、非常にストレスを感じた。また今までにない大きなミスをした。円形脱毛症になり、不正出血の症状があった。ただお客様が多く、取り扱い件数・売上ともに圧倒的に増え、大型店舗在籍中の数ヶ月は手取りが25万前後あった。

お金は少しもらえるようになったが、健康を損なってまで働き、なんで働いているのか分からなくなった。そろそろ臨界点。ただ、社内公募のエントリーがはじまり、兼ねてからいきたかった部署へいけるチャンスが訪れた。直近半年の成績がないと受けられないがそれほど悪くないはず。これを受けてだめだったら、仕事を辞めることにし、同時並行で転職エージェントにも登録し、公募の結果を待った。

 

 

2015年冬〜2016年

なんと社内公募に受かった。受けてみるものである。そして旅行業務取扱管理者にも合格した。現在は、大多数のカウンターセールスを行うオペレーターから専門的な旅を扱う専門の部署に行き、手配のほか、イベント運営、企画、添乗などさまざまな業務にあたっている。部署が手配業務だけではなくなったため、給与システムが成績給与から残業給与になり残業代がつくようになった(今まではみなし残業)。成績=給料の成績給与ではなくなり安定して手取りは20万程度でもらえるようになったため恥ずかしながら26歳にて一人暮らしを始めた。20万円程度の給料のほか住宅手当は2万円。

 

 

2015年は濃い1年間だった。

 

社会人になり私が感じたこと、それは

貧困とは紙一重だ

 

2~3年前にエントリーを書いたときは本当に目の前に絶望しかなかった。

手取り15万でやってられないけど・・・仕事やめたらどうなる?

前職で実績のない自分を雇ってくれる企業ある?

これで親が倒れたりなんかしていたら・・・考えただけでも恐ろしい。

今もやっぱり将来への不安はつきない。

 

 

そして

社会は思っていたより何倍も生きにくい

ざっと1年ちょっとを振り返っただけで

辛くて辛くて仕方のない時期がなんどもあった。

比較的鈍感にやり過ごせるタイプのなんとか心を保ったが

本当に生きていくのはしんどくて大変だ。

 

 

今の社会は一度転んだら二度と立ち上がれない仕組み。

今日も私は崖の上を歩く。