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綿棒と毛抜き

社会人6年目。某旅行会社に勤める。働き方について。

旅行会社に勤めている私が旅行会社への就職をススメない理由

 

「薄給」「激務」

 

旅行会社のイメージでよく使われる言葉である。旅行会社への就職を希望する人間は、薄給・激務は覚悟してそれでもなお旅行会社に就職を希望しているのだろう。このあたりの実態はgoogle先生にきいてみれば山ほどの情報を提供してくれる。

 

ただ、私はその2つを差し引いても旅行会社への就職はススメられない。

その理由は以下の2点である。

 

 

 

旅行会社での実務は汎用性が低い

 

旅行会社といっても様々な職種があるだろうが、個人向けの営業職を前提として考えてほしい。いわゆるカウンター接客である。JTBの用に分社化されていたり、運良く企画や仕入れに滑り込むことができなければ、新卒の配属の大半は現場=カウンター接客になる。

 

カウンター接客は営業職といえど「攻め」の営業職ではない。私たちは座ってお客様が来るのを待っているのである。そのため、「営業職」にも関わらず、営業ノウハウが身に付かないのである。

もちろん一度お問い合わせいただいたお客様に、再度お電話したり、新たに商品を提示したりもするが、キッカケはあくまでお客様自身をお問い合わせが必要なのだ。お問い合わせがないと私たちは何もできない。

こういった営業スタイルで販売する商材は少ない。取引先とのコミュニケーションの方法を知らない私たちは自分たちが営業で外回りをする姿が想像できない。実際に旅行業界からの転職希望者も、この業界に戻ってくる人間が多いという。

一生「薄給」「激務」と付き合い続けなくてはならない。

 

 

環境が閉鎖的

 

大きな営業所への配属になるとは限らない。小さな営業所だと数名で店舗を運営している。その上、休日が不定休だ。

私たちにはお世話になっている「取引先」などない。カウンター接客の場合、お客様はあくまで個人。個人のお客様と私的に繋がることはまずないであろう。長く店舗にいればリピーターとなってくれるお客様もいるが、BtoCのビジネススタイルでお客様と私的に繋がることにあまりよいイメージはない。

(余談だが、お客様だった方と付き合っている同期はいる)

そして、毎日店舗に勤務している為、同業界の人と知り合う機会は皆無だ。確かに他社の商品も取り扱うことはできるし、ホテルや鉄道の手配エージェントとの接触は多少あるのだが電話でのやり取りになる。ちなみに、私は旅行業界に入って同業界と知り合いえた方はいない。

そして土日営業の店舗配属であれば、休みは不定休なのである。なかなか趣味でも新しいことを始めづらい環境である。

 

 

 

ネガティブな言葉を並べてしまったが旅行会社での就職を希望する人へなにかの参考になればと書いた。それでも私は仕事は楽しいと感じるし、やりがいはある。

社会人の2年目の戯言である。